Webマーケティングの中で広告運用は、成果を出すための重要な施策かと思います。
この記事では、Web広告の中でもGoogle・Yahoo!が提供しているディスプレイ広告、GDNとYDA(旧:YDN)の設定方法について解説していきます。
この記事をオススメしたい方
● GDNまたはYDA広告の運用を行う予定の方
● どの広告を運用するか悩んでいる方
ディスプレイ広告とは?
Webサイトやアプリの広告枠に画像や動画を表示する広告のことです。
テキスト要りの画像や、動画を使用できる為、リスティング広告に比べ、より視覚的にユーザーにアプローチが可能です。
リスティング広告との違いとは?
Google、Yahoo!ともに、検索連動型のリスティング広告というものがあります。
リスティング広告との違いは主に以下になります。
ディスプレイ広告は配信面が多いため、表示回数(インプレッション)が増え、まだサービスを認知していないユーザーにリーチできるのが特徴です。潜在層へのアプローチなのでCVRは低くなる傾向にあります。
リスティング広告はこちらで指定したキーワードと同一、またはそれに近いワードを検索したユーザーに表示されるため、配信面が限られます。ディスプレイ広告に比べ表示回数は少なくなる傾向にありますが、CVに近いユーザーに表示されるといえます。
GDNとYDA:旧YDNで何が異なる?
どちらも似たようなサービスになりますか、異なる点もございます。
今回は筆者が抜粋した3つの点をお伝えします。
①配信先
GoogleとYahoo!では配信先が大きく異なります。それぞれの配信先は主に以下になります。
Googleディスプレイ広告(GDN)
Googleが提供しているサービスで、提携している200万以上のWebサイトに掲載できます。
例:Gmail、YouTube、食べログ、ライブドアブログ
Yahoo!ディスプレイ広告(YDA・YDN)
Yahoo!が提供しているサービスで、日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」をはじめ、提携パートナーサイトに掲載されます。
例:Yahoo!ニュース、cookpad、DIAMOND online
②ターゲティング
次にどのようなユーザーに配信するかのターゲティングの違いです。
多少違う部分もありますので、理解しておきましょう。
あくまで筆者の1つの意見ですが、お子さんがいる方向け、高所得者向けの商材やサービスならGDN、若い層に向けて発信したい場合は、年齢が細かく分けることができるYDAが、より効果的に広告配信ができるのではないでしょうか。
③配信フォーマット
フォーマットも大きくは異なりません。
・バナー広告
・テキスト広告
・動画広告
・レスポンシブ広告
がどちらの広告にも存在しますが、YDAにはそれに加えて、インフィード広告というものがあります。
インフィード広告とはスマートデバイス向けに最適化された広告で、スマートフォン版のYahoo!JAPAN内のページや提携サイトに掲載され、タイムライン上の記事と記事の間に表示させる広告です。
記事に溶け込む分「広告」というイメージが薄いため、ユーザーにストレスなく情報を届けることが可能です。
結局どちらを使うべき?
GDNとYDA、どちらもインターネットを利用しているユーザーの90%以上にリーチが可能な広告ネットワークです。
どちらの広告でも配信できるWebサイトやアプリも存在すれば、どちらかを使用することで配信されない面も存在しますので、まずは両方配信することをお勧めします。
効果を見ながらご自身のサービスに合う広告を見つけてみてください。
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