クラウドファンディングという言葉をご存知でしょうか?資金調達の方法の1つで、近年注目を集めています。
不特定多数の方にインターネットを通して支援を呼びかける為、幅広くリーチできるメリットがある反面、クラウドファンディングページの内容が薄い、わかりにくいなど、ユーザーに響かないプロジェクトは他のプロジェクトに埋もれてしまい、中々支援がされにくいという難しさもあります。
弊社では企業様のクラウドファンディングのサポートを行っており、プロジェクトのライティングから画像作成までお手伝いをさせていただいております。
今回はその経験から、クラウドファンディングページ(主にプロダクト)を作るにあたって大事なポイントとについて解説していきます。
この記事をオススメしたい方
● 今後クラウドファンディングをご検討の方
● クラウドファンディングページの作成で悩まれている方
冒頭で特徴を端的に伝える
現在クラウドファンディングのプラットフォームは数多く存在し、毎日膨大な件数のプロジェクトがページを公開しています。
多くのページが存在している為、読者が1つ1つのページを最後まで見ることはありません。冒頭の内容を見てそのページを最後まで閲覧するかどうかを判断する為、冒頭で支援の内容が端的に伝えられないと離脱されてしまう可能性があります。
こちらは現在サポートを担当させていただいている、台湾の医療ブランド リードテック社の新製品”NewCleanマスクカバー”のクラウドファンディングページ(Makuake)の冒頭文です。
現在マスク関連のプロジェクトは多く存在しますが、
・台湾の医療ブランド
・ナノレベルコーティング
・涼感と通気性
・UPF50+ 紫外線カット
・簡単お手入れ
といったメリット、他のマスク関連のプロジェクトと差別化を図れるポイントを冒頭に記載しました。
(他のプラットフォームでは、上記の①、②、③の形式ではなく、文章で入力するパターンもございますので、その場合も端的にポイントをまとめましょう)
また、冒頭の下部に製品のメリットである撥水性をアピールしたGIFアニメーションを表示させ、視覚でもどんな製品かが具体的に想像できる工夫をしました。
GIFアニメーションは動きがある分目を引きやすい為、ページ内に複数入れ込むことをお勧めします。(多用し過ぎには注意です)
引っかかりが重要
伝えたいポイントをテキストを使って書いていくのは大事なポイントです。ですが、文章だけが多いページは中々スクロールするのを躊躇するものですよね。要所要所に読者の引っかかりとなるポイントを盛り込むのが大切です。
それが画像や動画になります。
昨年担当させていただいた、次世代AIコーヒーメーカー”iDrip”のプロジェクトページでは、テキストは全体の3分の1程度の割合にし、他は画像やGIFアニメーションを使用。
視覚でユーザーに製品の内容を伝えました。
またYouTubeといった動画を使うのも効果的です。
余談にはなりますが、クラウドファンディングのページは流入数も多い為、動画の再生回数を増やすこともできます。
リードテック社の”NewCleanマスクカバー”のページ内に表示しているこちらの動画は現在までに2,000回以上再生されており、再生回数が伸びることでYouTubeでの掲載順位も上げることができます。
疑問点を記載する
プロジェクトページの後半には読者が気になりそうな質問に対して、Q&A方式で回答を記載しましょう。
例えばマスクカバーだとしたら、「何回くらい洗えるんだろう?」、「洗う頻度は何日に1回くらいかな?」と、自分自身がフラットな読者になった時に気になる疑問がいくつかあると思います。
ただ気になる疑問があってもわざわざ問い合わせる読者はそう多くはあまりしません。他のQ&Aの記載がある類似商品を購入されてしまう場合もあるでしょう。
製品の特徴・メリットをしっかり伝えた後は、読者により安心してもらえるようQ&Aを充実させましょう。
伝わりやすいメイン画像
クラウドファンディングページが完成したら、ページの顔となるメイン画像の作成をしましょう。
ページを開いた際には大きく見えるメイン画像ですが、下の画像のように一覧で表示すると思ったより小さいですよね。
クラウドファンディングのプラットフォームに足を運んだ多くの方に読んでもらう為にも、画像が縮小されても製品の特徴が伝わるか、他のプロジェクトとの差別化を意識しながら作ることをお勧めします。
クラウドファンディングページのポイントはいかがでしたか?
上記のポイントを意識すると、読者に情報が入りやすく、少しでも支援に繋がるページになると考えています。
ぜひ参考にしてみてください。
Good Thingsではクラウドファンディングのサポートも行っております。
ページ作成からSNS・広告運用代行やイベントの実施といったPRまで幅広いお手伝いが可能です。