これまでGoogle広告(リスティング)で運用を行っていて、認知をさらに拡大したいけれど、少額から始められる媒体を探しているというご相談を受けることが、増えてきました。
LINE広告は月額10,000円から始めることができ、大きなメリットとしては8,900万人(2021年6月末時点)が目にする様々な配信面に配信することができる点にあるのではないかと思います。
LINE広告で一度試してみようとアカウントを新しく開設して準備が完了しても、なかなか審査が終わらないと不安になってしまいますよね。
審査期間に関して公式サイトには、10営業日前後かかるとの記載があります。
実際のところどのくらい掛かるのか、Google広告(リスティング)との違いなどにも触れながら解説していきます。
この記事をオススメしたい方
●リスティング広告を中心に運用してきて、初めてLINE広告アカウントを設定する方
● 審査に掛かる日数の最新情報が知りたい方
LINE広告とは?
LINEは、日本国内で月間利用者数(以下、MAU)8,900万人(2021年6月末時点)を擁するコミュニケーションアプリです。LINE広告は、LINEのトーク一覧の最上部「トークリスト」、企業・店舗のさまざまな投稿を見られる「タイムライン」、「LINE NEWS」をはじめとする各種ファミリーサービスへ配信が可能で、多くのユーザーへの露出が見込めます。
また、他のSNSではリーチできなかったユーザー層にアプローチできるほか、年齢・性別・地域やユーザーの興味関心、行動データなどの「みなし属性」を基にしたターゲティングで、費用対効果に優れた広告配信を少額からスタートできるという特長を有しています。
LINEアプリ内においてユーザーの目に触れる多彩な配信面に広告を配信することができ、リーチできるユーザー規模はもちろん、ターゲティングも豊富で、配信機能など、商材・サービスの認知向上からCV獲得までさまざまに活用することができます。LINE for Businessより
とあります。
LINEアプリは、日常のコミュニケーションには欠かせないプラットフォームとなっていますよね。目的が明確なGoogleの検索エンジンと比べ、プライベートな時間の中で目にすることが多いLINE広告は、クリックに自然と繋がりやすいのではないでしょうか。
LINE広告とGoogle広告(リスティング)との違いとは?
1)1アカウント×1サービス・1商材
Google広告(リスティング)では、1アカウントに対してサービス・商材毎の制限はなくキャンペーンを作成できますが、LINEアカウントは1アカウントに対し、1サービス・1商材です。
ではアカウント作成時に、どのような点に気をつければいいのでしょうか?
管理画面内の、「広告マネージャー」→「広告アカウントの設定」へと進んで行き、下記キャプチャの赤枠部分、
・商材正式名称
・商材URL
この2点と、
広告作成画面の、
・ランディングページ
・リンク先URL(任意)
を必ず一致させる必要があります。
誤って設定してしまった場合は、下記のようなエラー画面が表示されます。
不完全な状態のランディングページ
不完全な状態のLP
商材名称が【Aという商材】となっておりますが、LPURLで確認できる商材名称は【Bという商材】となっております。 正しい内容で改めてご依頼いただきますようお願い致します。
アカウントの開設と広告設定の担当者が同じであればこの事象が発生する可能性は低いと思いますが、アカウント設定の内容を知らずに作成を進めて行った場合、広告審査のタイミングで審査が通らず発覚してしまいます。(広告作成まではエラーが出ず進められるため)そこからアカウント再取得となると、さらに時間がかかってしまうため注意が必要です。
権限の問題や引継ぎ直後などで担当者が別である場合には、事前に確認しておきましょう。
2)LINE広告の1日・1ヶ月の予算は、10,000円以上から
Google広告の1日の予算には、最低金額という規定がなく広告主が自由に予算を設定することができます。
LINE広告では、1日・1ヶ月の予算共に最低10,000円か設定が可能となっています。10,000円以下を設定しようとするとこのようなエラー文言が表示されます。
Google広告(リスティング)で小額予算の運用に慣れていると、サービス・商材の規模によっては予算が10,000円以上というのは少々痛手になってしまう場合もあるかもしれません。
しかしLINE広告は、実際に配信を行ってみるとGoogle広告と比較して数値のボリューム感がプラスの意味で異なるため、一度試してみる価値はあるのではないでしょうか?
LINEのアカウント、広告審査は何営業日かかる?(2021年9月時点)
LINE広告に限らず広告媒体に審査期間はつきものですよね。ですが、新しい媒体で配信する際はうっかり審査期間の存在を見落としがちです。
LINE広告の公式サイトでは、
大きく分けて「広告アカウント」「広告」「クリエイティブ(メディア)」の観点から審査が入ります。広告アカウントを作成してから10営業日ほどで審査が完了します。
LINE for Businessより
「10営業日」との記載があり、ちょっと長いかも?と思うかもしれません。
実際審査にかかった日数はこちら。
・アカウント審査:2営業日
・広告審査:2営業日
(2021年9月時点)
冒頭でご説明したように思わぬところで審査落ちする場合もありますので、スケジューリングは余裕を持って設計することをお勧めします。
LINE広告を初めてよういざ準備!となっても、実際のところの目安が分からず少し不安になってしまうことはありませんか?そんな方に向けてこの記事が参考になれば幸いです。
LINE広告の審査日数、Google広告(リスティング)との違いなどいかがでしたか?
私たちの日常に欠かせないコミュニケーションツールとなったLINEアプリ。
LINE広告は、配信面との接点が多い魅力的な広告媒体ですよね。
新しい広告媒体での配信を試してみたい、始めよう!と思っても、見えないことが多く調べるのに時間が掛かるなど、手が止まってしまうことはありませんか?
Good Thingsでは、様々な広告媒体を活用した集客・認知にも力を入れています。Webサイト構築・リニューアル・デジタルマーケティングに関するご相談も受け付けておりますので、お気軽に下記フォームよりお問い合わせください。