SaaS PaaS IaaS の違い – 3分で分かる言葉の定義から概念まで

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IT業界は略語が多く使用されます。特に近い単語で構成された用語はふとした時に「どういう意味だったかな?」と忘れてしまいがち。
この記事ではSaas(サース)、Paas(パース)を中心にIaas(イァース)にも触れていきたいと思います。

この記事をオススメしたい方

● クラウドサービス、ツールを導入している、もしくは導入しようとしている方

IaaS(Infrastructure as a Service イァース)とは

サービスとしてのインフラを指し、情報システムの稼働に必要な仮想サーバやハードディスク、ファイヤウォールなどのインフラをインターネット上のサービスとして提供する形態です。

● SaaSやPaaSと違って自由度が高く、ハードウェアのスペックやOSを好きなように選べる

● OSやハードウェア、ネットワークの知識が必要になる

が特徴です。代表的なサービスは、Amazon Web Service(AWS)のEC2やGoogle Cloud Platform(GCP)のCompute Engineなどになります。

レンタルサーバーなどのホスティングサービスと違い、サーバのスペックやOS等をユーザーが選択することができます。

PaaS(Platform as a Service パース)とは

アプリケーションを実行するためのプラットフォームをインターネットを介して提供しています。
プラットフォームを大規模なデータセンターなどに用意して外部に開放し、主に企業などのユーザーがその上にサービスを開発するものになっています。

● 開発プラットフォーム環境の準備を大幅に省略できる(サーバーの設置、OSのインストール、ネットワークの設定など)

● アプリケーション開発後のプラットフォーム環境のメンテナンスのコスト削減ができる(サーバー負荷に応じたリソースの増強、OSアップデート対応など)

が特徴です。代表的なサービスは、AWSのLambda、S3やGoogle App Engineです。(※AWS LambdaはFaaS(Function as a Service)とも呼ばれます。)

Saas(Software as a Service サース)とは

アプリケーションまで含めたソフトウェア全体を提供するサービスで、パッケージ製品として提供されていたソフトウェアを、インターネット経由でサービスとして提供・利用する形態のことを指します。

● データをインターネット上に保存できる

● PC、スマートフォンなど各デバイスでデータにアクセスできる

● 複数のユーザーで同一のデータを共有・編集できる

が特徴です。Googleカレンダーなどが共有できるGsuite、顧客管理システム(CRM)のSales Force,freeeなどの会計ソフトといったクラウドサービスが該当します。

SaaS PaaS IaaSの違いをご紹介しました

いかがでしたでしょうか?
使い方によっては分類が変わるサービスも多く存在しています。またシステム開発は以前と比較すると格段に開発がしやすいサービスが日々出てきています。
これらを知り、使い分けることでコストと時間を削減して開発を行っていければと思います。

Good Thingsでは、AWS Lambdaの機能を使ってサーバーの自動復旧の仕組みも提供しております。

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