COVID-19の影響もあり、急速にテレワーク/リモートワークが進み、伴ってオンラインの活用が進んできたように思います。その影響は従来のBtoBセールスにも色濃く、よりマーケティング能力が必要とされるようになってきました。
今回は効率的な方法として注目されるDX(Digital transformation デジタルトランスフォーメーション)について考えていきたいと思います。
この記事をオススメしたい方
● ノウハウが個人に依存している組織改革に携わっている方
● 組織の課題や目標に、明確なKPIを持てていない方
● 社内システムのセキュリティが運用にタイムリーに適合できず、テレワークに移管できていない方
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは
古くは2004年にスウェーデン エリック・ストルターマン教授が提唱した「ITの浸透が人々の生活に、あらゆる面でより良い方向に変化させる」という言葉から始まり、日本では、2018年9月に経済産業省が「DXレポート ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開」を公開したことで広くビジネス界隈に知られるようになりました。
DXとは、企業を取り巻く市場環境のデジタル化に対応するため、企業が行うあらゆる経済活動やそれを構成するビジネスモデル、ならびに組織・文化・制度といった企業そのものを変革していく一連の取り組みとされています。
現状とDX化への課題
具体的に、DXレポートでは以下のような課題が上がっています。
● 既存システムの老朽化・複雑化等により、データ活用や連携ができない
● 既存システムがビジネスプロセスに密結合しており、改革に対する現場サイドの抵抗が大きい
● デジタルをベンダー企業に丸投げにしてきた歴史があり、デジタルテクノロジーの知見やノウハウが空洞化している
その他にも、日本国内のインターネット企業の割合の少なさや、デジタルテクノロジーに耐性や親和性のない企業、経営者も多い点が課題としてあげられています。
DXの成功例
成功例としてこちらの記事にはAmazon・Uber・Airbnbなどが掲載されていますが、いずれもWebサービスを中心に行っている企業のように見えます。しかし、DXはリアルコミュニケーション中心の企業にも大きく貢献します。
例えば既存の媒体に依存している理美容業界や不動産業界でも、今後はDXが進み、トリプルメディアのバランスを見ながらオウンドメディアを育成するフェーズが重要になってきます。
まずは、低コストで導入し、現状を分析したりDXを進めるためにGood Thingsがオススメするツールをご紹介させて頂きます。
DX化を進めるために、まずは検討すべきツールやサービス
DX化を進めるには既存のシステムを改修を行ったり、現行のサイトを分析することが重要です。また新規事業においては、その後の成長に合わせてツールの入れ替えなども考えながら、どこからどう予算を投下すべきかを検討する必要があります。
オウンドメディア
● WordPressなどのCMS:自社の発信を効率的に行うため、
● SNSアカウント
● Google Analyticsなど分析ツールとツールマネジメントとしてGoogle Tag Manager
● メールマガジン配信ツール:顧客のリスト管理も兼ねる場合もあり
● MAツール
● (BtoBサービス)Sansanなどの名刺管理ツール
● ウェビナーツール、オンラインMTGツール
ペイドメディア
● リスティング広告
● SNS広告
● ホワイトペーパー媒体
社内共有
● slack、Chatworkなどのコミュニケーションツール
● GSuite、Microsoft Docsなどのドキュメント管理ツール
● asana、Backlogなどのプロジェクト管理ツール
上記の次に検討すべきツール
● (BtoBサービス)SFAツール、CRMツール
DX(デジタルトランスフォーメーション)いかがでしたか?
Good Thingsでは既存のWebサイトやシステムの効果を分析し、KPIを立案、併走してKPIを達成するための企画・立案を行い、「効果が出る」「事業貢献できる」サイトやシステム作りをご提案しています。
Good Thingsでは、ITにまつわるお困りごとをサポートをさせて頂いております。