小規模事業者持続化補助金 新設されたコロナ型と一般型の違いについて調べてみました(概要)

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持続化補助金について調べてみました

2020年4月28日より「小規模事業者持続化補助金(コロナ型)」(以下「コロナ型補助金」)の公募(*1参照)が開始されました。

その公募要項を見てみると、約50ページもありハードルが高く感じられ、申請を断念される企業or個人事業主の方も多いのではないでしょうか?

実はこのコロナ型補助金ですが、「小規模事業者持続化補助金(一般型)」(以下「一般型補助金)という公募(*2参照)が以前より何度も設置されており、コロナ型補助金はその一般型補助金をベースに作成されています。

そのため、両者の公募要項の違いを把握することが、コロナ型補助金の理解ならびに申請への第一歩になるのではと思います。

本記事ではコロナ型補助金と一般型補助金の違いをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

*1:参考URL:https://r2.jizokukahojokin.info/corona/
*2:参考URL:https://r1.jizokukahojokin.info/
但し*1,2ともに記事作成時点のもの

この記事をオススメしたい方

● 持続化補助金を利用したいと思っている
● 持続化補助金の情報収集をしている
● 補助金や給付金の情報が多く、整理できないと思っている

ポイントは3つ

それぞれの公募要項を見てみると、前述した通りコロナ型補助金は一般型補助金を基に作成されているため、非常に似ていることが分かります。

あくまでも私見ではありますが、コロナ型補助金と一般型補助金の主な違いは以下の3項目です。

①補助上限額
②補助事業の実施期間
③補助対象事業

それら項目別の違いを簡単に以下の表にまとめてみました。
(その中でも注目すべき点を下表赤字にて表示) 

 一般型コロナ型一般型との比較
①補助上限額50万円100万円増額
②補助事業の実施期間交付決定日から交付決定日から
但し遡及期間あり
(第1,2回ともに2020年2月18日から)
緩和
③補助対象事業A 地道な販路開拓等(生産性向上)の取組
B 業務効率化(生産性向上)の取組
A 地道な販路開拓等(生産性向上)の取組
補助対象経費の6分の1以上が、以下のいずれかの要件に合致する投資であること。
(1)サプライチェーンの毀損への対応
(2)非対面型ビジネスモデルへの転換
(3)テレワーク環境の整備
対象事業取組の一部削除および条件の追加

一般型補助金とコロナ型補助金を比較してみると、まず一般型よりも補助上限金額が増額(倍額!)されているのは非常に魅力的です。

また、それ以上に魅力的なことは補助事業の実施期間です。
なんと「交付決定日から」ではなく「2020年2月18日から」と遡及できるというのです!これは本当にありがたいです。

そして補助対象事業の条件追加ですが、文字で読むと難しそうですが実際にはそこまで難しい内容ではありません。(次回記事でご説明します。)

ここまでの内容をまとめてみると、一般型補助金に比べコロナ型補助金は補助対象事業に関する条件面での追加はあるもののそのハードルは高くなく(むしろ低い)、その反面補助内容(補助上限金額ならびに補助事業の実施期間)が大幅にグレードアップしています。

第2回の申請期限は2020年6月5日までとあまり時間はありませんが、弊社担当者いわく3営業日もあれば申請は十分可能とのこです。
実際に弊社では一般型補助金の申請を3月に受付完了しております。

一般型補助金よりもグレードアップしているコロナ型補助金を逃すのは非常にもったいないので、皆さんもぜひ活用してみてはと思います!

持続化補助金、一般型とコロナ型の違いいかがでしたか?

次回は、それぞれの注目すべき点に関する詳細を解説しながら、以下疑問等の解消になればと思います。

・上限金額が増えるって具体的な計算等はどうなの?

・補助対象期間に遡及期間があるってどういうこと?

・補助対象経費の要件に合致する投資って何?…etc

Good Thingsでは、補助金を使用して事業をお手伝いするデジタルマーケティングもサポートをさせて頂いております。

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