クライアントインタビュー VOL.1
DX化に取り組む
不動産会社の転機
不動産総合サービスエージェント
カイロスマーケティング株式会社
不動産投資・管理・売却、賃貸物件仲介、訪日外国人向け賃貸物件紹介、戸建・マンション販売といった、全ての不動産タイプに対応した総合サービスエージェントです。
高桑良充 様
カイロスマーケティング株式会社 代表取締役
2,000人以上のハイクラスビジネスパーソンから資産運用について相談をされているKAIROS MARKETING Itd. CEO 高桑 良充氏。 自身でも不動産運用をしており、投資家心理を理解し、投資家目線での提案が評判でクライアントの80%がサラリーマン兼業投資家。
Good Thingsとは2019年1月よりコーポレートサイトのリニューアルをきっかけにお取引を開始。現在はWebページ作成・SNS運用・広告運用といった、Webマーケティング全般を担当させていただいています。
Good Things代表 寶諸と担当 江頭が、代表の高桑様に創業から弊社とのお取引を継続頂いている理由までお話を伺いました。
01
創業のきっかけと想い
寶諸:普段はみっちりWeb施策の話をしていて、中々御社の創業のきっかけを伺えていなかったので、今日はその辺から伺えればと思っています(笑)
高桑:創業のきっかけは、不動産のアンフェアなイメージを払拭したかったからです。
不動産業って高額な物件の契約や、顧客に対して難しい取引のイメージが僕にはあって。自分で会社を創れば顧客にも社員にもフェアな仕事ができると思ったんです。
また両親が商売をやっていたので、経営に対して抵抗感が無かったのもきっかけの1つかもしれないです。
寶諸:20代で創業されていますが、いつまでにというこだわりはあったんですか?
02
ITに対してどんなイメージをお持ちでしたか?
寶諸:高桑さんと初めてお会いしたのは2018年の秋でした。その時にWebやITについてどのようなイメージを持たれていましたか?
会社の事業活動は投資が前提だけれども、”Web=資金回収ができなさそうな投資”といった印象でしたし、Webを活用したPRやコンサルは僕らからしたら実態がない。
それにSNSすらあまりやらない人間なので、苦手意識は凄くありました。
寶諸:どこでどう回収するかのイメージが付きにくいという印象をお持ちの経営者の方は多くて、Webに投資する決断ができづらい方はいらっしゃると思います。
例えば不動産もそうだと思うんですが、不動産業のプロの方から見ると会社ごとの良し悪しってわかるじゃないですか?
私たちもITの会社のそれぞれの違いはわかるんですが、中々その違いをご説明をするきっかけがなかったり、Webを活用する価値や資金回収が見えないと思われてしまうケースも多いんですよ。
Good Thingsさんとのお取引の前に、おっかなびっくりで他のWebの会社でプロモーションを試してみたことがあったんですよ。騙す気はないと思うんですけど、案の定投資額が成果として表れなかったという経験がありました。
その時に感じたのは、変化がないことに対して明確な原因究明ができないんですよね。
例えば営業だったら、セールストークが下手で契約が取れなければ、セールストークを磨いていけばいいとなるんですが、Webはそこが見えなさすぎて。改善して欲しいポイントをお願いできないんですよ。
だからお金だけが流れていくような感じがしました。
03
どんな点で弊社とお取引を継続してくださっていますか?
Webサイトのリニューアルをしてもらったので、その流れで少し継続してみようといった感じでしたね。
ただ、こうやって現在までお取引を継続させていただいているのは、他社と明らかに違う点があるからですね。
他社さんだと作ったら投げっぱなしで、「これ結果が出ていないじゃない」となった時に「これはこういう理由でこうなんですよ、ちょっと時間を置いて様子を見ましょう。」と作ったものに対してのクレーム押収みたいなのが多いわけですよ。そのやりとりを繰り返していると、結局なあなあになってきてしまうんですよね。
御社の場合はそこが凄くクリーンで、結果が仮に悪かったら対応をすぐに変えてくれたり、次の施策に移るまでのスピードが早いんです。また、僕らがわからないところに議題を持っていかずに、Webに詳しくなくても伝わるようにちゃんと説明をしてくれる感じがするので、僕としても信頼に繋がるんです。
不動産の業界でもあるんですが、費用対効果を気にせず、お客さんが物件を買ってくれたらそれでいいという「顧客ファーストではない」考えの会社も多いんです。それに比べて御社はどこにいくら費用を使って、どのくらい結果が出ているというのを毎月提示してくれるで、妥当性だったり納得感があるんですよね。 コミュニケーションの内容や頻度、そして価格面でもフェアな会社だなと思います。
なんかちょっと偉そうですかね?(笑)
寶諸:いえいえ!とても嬉しいです。
もちろんやっていることと成果のバランスが適していると思い、お手伝いする施策や価格の設定を考えているんですけど、その中で凄く悩ましいところがあって。
Web業界の価格崩壊はしたくないんですよね。
やっぱりITは価値のあるものと思って頂けるように提案したいという気持ちがあり、適正な価格設定は常日頃意識しています。とはいえお客さんに提案が通らなかったらお仕事にも繋がらないですし、その塩梅は悩ましく感じる事が多くて。
一般のWeb制作会社はWebサイトを作るまでを請け負っているところが多いのですが、
以前自分で新規事業をやっていたので、サイトを作るだけでは会社や事業は伸びないという実感値がありました。
弊社のようなWeb開発・制作からWebマーケティングといった端から端までの仕事をやる会社ってあまり無いので、内部のメンバーにすら「よくそんな細かいことやりますね」って言われます(笑)
ただそこが強みでもあるので、それを価値と思ってくださる方々に提供したいなって思いますね。
高桑:それはお願いしていても感じますね。守備範囲が広いというか。
本来はWebの担当者を自社で用意する方が良いと思うんですけど、細かいところも見てくれているし、作業のクオリティが高いから逆にいうとコストを削減できてるんですよ。
本来社内で置かなきゃいけないリソースを外部でやれているのは助かりますね。
04
コロナ禍でオンライン活用を自走できた理由はなんですか?
寶諸:今回一番お聞きしたかったのが、新型コロナをきっかけに御社がオンライン化してきてらっしゃる点について。私のイメージでは緊急事態でも、Webの施策を自分たちでやってみようっていうマインドが凄くおありだった印象なんですよ。
あの時どんなことをお考えになっていたんですか?
毎回MTGの際に、例えばこんな記事を書くとこれくらいユーザーが増えたとか、こういうアクションをしたからこういう数字に繋がるとか提案してくれる。 これって今まで僕らが見えていなかった物だったんですよね。
営業みたいに「成約率◯%」と見えているのと一緒で、反響率の数字のきっかけが見えたんで、これを伸ばしていくといづれ成約が出た時にいくらかけて、あるいはどれくらいのパワーをかけて成約につながるんだって数字が出ると、Webも営業と一緒なんだなって思えました。
だからそのアクションを僕らが苦手だからって言って取り組まないのはダメだと。
新型コロナでお客さんと対面で話もできなくなった。だったらWebでできることをやろうよって考えて。
例えば僕が好きな車ひとつでも、字面を追うより乗った感覚とか雰囲気とかを感じれるのは動画で。それと一緒で不動産投資は複雑なので、文字でプレゼンしても中々伝わらないんですよね。写真や文字より動画、動画より対面の方が伝わる。
なので、不動産に興味がある方々の僕らと対面でお話しするアレルギーを低減させるにはまず動画かなと。
自分たちでできることと、ちょっと難しいことの線引を明確にしてくれて、難しいところをすぐに御社が用意してくれる。なのですぐにYouTubeで自分たちで動画を撮ることが始められたし、自分たちのやるべきことに集中できた。
まだまだ閲覧数は少ないんですが、コツコツ続けていれば反応が出てくると信じて努力してます。
僕らだけだと今の質まで上げられないんですよ。
動画を撮って編集してテロップ入れてとかはこちらでも最低限のことはできるんですけど、キャッチコピーを考えてくれたり、サムネイル画像をいい感じに作成してくれたりしているんで、商品がより商品っぽく出ているんですよ。
動画をただ上げるだけだと趣味の延長なんですが、Good Thingsさんがプロの仕事を足してくれると第一印象でもうちょっと質が良い情報に見えるんですよね。なのでそれはとても助かります。
寶諸:サイトリニューアル・SNS運用・そしてYouTubeまで始めてWebを活用したことで、周りからの反応や反響はいかがですか?
YouTubeを始めた時の反応はさらに予想外でしたね。今までは結構近しい方が反応しれくれていたのに対して、YouTubeは銀行だったりそれこそお客さんからわざわざ電話が来たり。
やってよかったなって思いましたし、助けていただいたお陰だと思ってます。
05
現在カイロスさんを担当している江頭がお話を伺いました
江頭:ちょうど1年くらい担当させていただいていますが、この1年担当者としてご満足頂けるサービスがご提供できているでしょうか?
僕たちがWeb業界をあまり知らないのと同じで、不動産業に詳しくないはずなんですけど、「これこういうことですか?」っていただく提案が、「そう、そのとおりです」って。僕たちの業界のことを知らないところで勉強してくれているんだなって思います。
それにしっかり僕の話を聞いてくれるので言葉のキャッチボールがしやすいですね。
こちらが少しアバウトな表現のお願いをしても、それを汲み取って良きようにアウトプットしてくださるから文句なんて1つもない。 信頼関係のおける方を担当に置いて頂けるのも、Good Thingsさんを信頼できる理由のひとつです。
高桑様、お忙しい中インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!