2020年8月版!スマートフォンアプリ開発に必須なApple Developer Programの登録・申請方法

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スマートフォンアプリ開発を行い際の事前準備の1つに、Apple Developer Programの登録が必要になります。その登録方法は定期的にアップデートされるので、登録代行をする事業者もあるほどです。2020年8月現在の最新版に関して記事にしてみたいと思います。

この記事をオススメしたい方

● 新規のスマートフォンアプリ開発を行う方
● 最新のアジャイル開発を知りたい方

Apple Developer Programとは?

iPhone・iPad向けのアプリを一般ユーザーに配布するには登録が必須となるApple Developer Program。登録するためには日本円で年間¥11,800が必要になります。

Apple Developer Program登録の前に

まずはこちらのWebページにアクセスし、個人として登録するか組織として登録するかを検討します。組織で登録する場合は「D-U-N-S Numer」が必須となります。
手元にない場合は、東京商工リサーチのWebサイトから申請して取り寄せることが可能です。

東京商工リサーチのWebサイトの中の「D-U-N-S Numberをお探しの方はこちらをクリック」から画面に遷移します。
自社のD-U-N-S Numberの場合は無料ですが、他社のD-U-N-S Numberの場合は費用が発生するのでご注意ください。

該当する会社名を入力して検索します。

検索結果から該当する会社の左横に表示されている「DUNS」ボタンをクリックします。

該当する会社が選択され、「申請者情報」を入力して送信します。
「ご利用目的」の項目は「取引先からの要望」にチェックを入れ、「Apple Developer Program」とテキストで入力しました。

利用許諾が表示されるので「同意する」を押下すると、手続完了です。数営業日で申請者情報に記入したメールアドレス宛に届きます。内容を変更したい場合はメール内で、その方法もご案内頂けます。

Apple Developer Program登録・申請

「D-U-N-S Numer」がメールで届いたら、いよいよApple Developer Programを登録していきます。ブラウザはSafariを使用するのがオススメです。先程の以下のページにアクセスし、「登録を開始する」ボタンをクリックします。

Apple Developerへサインインを求められますが、新規でアカウントを取得する場合は「今すぐ作成」をクリックします。

必要項目を入力すると、入力したメールアドレスにパスコードが送信されるので入力します。次に必要項目で登録した携帯電話宛にSMS(ショートメッセージ)でパスコードが送信されるので、入力します。携帯番号は0をつけて入力しても問題ありません。

同意画面に遷移するため、チェックを付けて「Submit」ボタンを押します。

続いて個人情報の入力画面に遷移します。画面下部は「Romanized Contact Information」とありましたが「personal information」もどちらも英語表記の記載で問題ありませんでした。

「Select your entity type」の画面に遷移します。entity typeとは識別の種類と思って頂ければよいかと思います。最適なものを選択してください。

Individual / Sole Proprietor → 個人・個人事業主

Company / Organization → 企業・団体

Nonprofit → 非営利団体

Accredited Educational Institution → 認定教育機関

Government Organization → 政府機関

選択項目の下部に注意事項が英語で表記されているので、そちらの日本語訳も掲載しておきます。

ご注意:お客様の会社名をApp Storeの製品ページに掲載するには、お客様の国/地域で法人として認められている必要があります。法人として認められていない国に所在する個人事業主および個人事業主は、Appleが配信を選択した場合、登録者の個人名で登録され、ダウンロードページに掲載されます。

最後に「組織」について質問されます。
Legal Entity Name:東京商工リサーチから送られている英語表記の会社名
D-U-N-S Number:同様に東京商工リサーチから送られてくる番号
を入力します。

D-U-N-S Numberと連動して次の画面では会社の情報が入力された状態になります。
追加情報として
・WebサイトのURL
・電話番号
・Tax ID / National ID
Tax IDは日本の企業の場合は国税庁 法人番号公表サイトで検索をかけます。

最後に「Confirm your signing authority.」と「署名の権限の確認」で2つの選択肢が表示されます。これは「組織を代表して法的な契約書に署名する権限を持っていることを確認してください。」ということで最適な方を選択してください。

I am the owner/founder and have the authority to bind my organization to legal agreements.

私は所有者/出資者であり、私の組織を法的な契約に拘束する権限を持っています。

My organization has given me the authority to bind it to legal agreements.

私は組織から、法律を侵さない上での権限を与えられています。

My organization has given me the authority to bind it to legal agreements.」を選択した場合はその後に、組織で権限を持った方のお名前やメールアドレス・電話番号を入力する箇所があります。

ここまで入力すると、Appleの審査に入ります。
審査後の手続きに関しては、別記事にてご紹介していきます。

Apple Developer Programの登録いかがでしたか?

英語表記の頁もあるので、慣れていないと戸惑ってしまうこともあるApple Developer Programの登録。登録自体も何度も行うわけではないので、最新情報を知っておくと安心です。

Good Thingsでは、スマートフォンアプリ開発の設計からパートナーとの開発も請け負っております。

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